連載シリーズ「ほんやﾏ.のほん」第8回

子供たちは、ほんやﾏ.でどんな本を読んでいるのか（漫画本について）

男の子

小学校の低学年では、吉沢やすみ「ど根性ガエル」、古谷三敏
「ダメおやじ」が圧倒的人気を持ち、とりいかずよし「トイレット博士」、
藤子不二雄「オバケのQ太郎」「２１エモン」「ドラえもん」などが
よく読まれています。さらに、石森章太郎「仮面ライダー」、
永井豪「マジンガーZ」などもよく読まれています。ただ、こうした漫画は、
新しいヒーローが登場する度、目まぐるしく変化してゆく傾向にあります。

小学校の高学年から中学生では、藤子不二雄「魔太郎がくる」。
「男どアホウ甲子園」「ドカベン」「野球狂の詩」など水島新司の漫画。
井上コオ「侍ジャイアンツ」、地道に子供たちの心を捉えているものとして、
ちばてつやの漫画があげられます。
「１・２・３と４・５・６」「少年ジャイアンツ」「紫電改のタカ」「ちかいの魔球」
「ハリスの旋風」「あしたのジョー」連載中のものとしては、「おれは鉄兵」。
ところで、小学生に、特に低学年に「ダメおやじ」が人気を博している
というのは、現代社会の一面を、子供がかなり身近なものとして
感じとっているからなのでしょうか。

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