2012年11月2日金曜日

連載シリーズ「ほんやマ.のほん」第27回

水島新司の「ドカベン」「男どアホウ甲子園」「あぶさん
などは、小学校の高学年から中学生の男の子の立ち読
みには、欠かせない漫画です。ちばあきおキャプテン
貝塚ひろし父の魂」など、野球を題材にした続きものは、
長時間立ち読みする子にとっては、なくてはならないの
です。たとえば、井上コウ侍ジャイアンツ」全16巻を、
1日で読破してしまう子も少なくありません。1冊10分
平均としても、2時間半といったところでしょうか。
こうした続きものを、全巻一度に借りてゆく子はほとんど
いません。全巻読み通すにしても、5、6回にわけて借り
てゆきます。これは、3日間で読み切れないということ
よりも、借りて読むには、お金がいるということが、大き
な問題なのです。1冊20円でも、16冊も借りたら、320円
かかります。子供の小遣いから一度にそんなに出すの
は大変なことです。漫画本を1冊買うには、いまはそれ
だけのお金がいるのです。

   ☆   ☆   

ほんやマ.にやってくる子供たちは、読みたい本がたく
さんある中で、自分のお小遣いと相談しながら、きょう
はこの本とこの本にしようと、決めて借りてゆくのです。
立ち読みには、そんなお金の心配が全くいらない、
すばらしい読書法にちがいありません。
またそうしたことからか、特にその本が読みたいわけ
でもないのに、ただ暇つぶしにページをめくっている子
も、みかけられます。

   ☆   ☆

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ようこそ!街のふるほんや『本のある暮らし』へ Part.36

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